筋トレ後に体重増加する理由
筋トレをした後や翌日に体重が増えるのは、水分が主な理由です。ですから、まったく気にしないでくださいね。
筋肉トレーニングのために負荷をかけるので、筋繊維が損傷します。その損傷が回復するプロセスで筋肉が大きくなるのです。ただし、損傷している間は炎症を起こしている状態なので、水分が必要になります。
通常よりも体内の水分量が増えるので、その結果、体重を計ると増えているわけです。見た目も筋肉がむくんでいることで、太くなります。ダイエット目的なら悲しくなりますが、筋肥大が目的の場合は、一時的に太くなるからうれしいわけです。
でも、筋肉の損傷が回復するにつれ、通常の水分量に戻ります。そして、体重も元に戻るわけです。また、見た目も戻りますから、ダイエット目的ならホッとしますし、筋肥大が目的の場合は、ぬか喜びだったとガッカリします。
筋トレ後にカロリーオーバーになっていませんか?
筋トレ後に体重増加するのは水分が主な原因ですが、食べすぎや飲みすぎをしている人は、本当に体重が増えています。
トレーニングや運動をすると、お腹が空くし、食欲も出てしまうのです。なので、気をつけないと食事の量が増えてしまうことがあります。実際、私も筋トレを始めたころは食べ過ぎで、余計にお腹が出てしまう失敗をしました。
また、飲みすぎにも注意です。学生時代に「運動するのはビールを美味しく飲むためだ」と豪語する先生がいました。なので、気をつけないと知らず知らずのうちにカロリーオーバーになっていることがあります。
筋トレをした後に食べすぎ飲みすぎでカロリーオーバーになっていないなら、筋肉内に一時的に溜まった水分が理由で体重が増えているので安心してください。筋肉が回復することで、いつもの水分量に戻ります。
筋トレ後に体重増加しても気にしない
筋肉トレーニングやエクサイズをした後に体重が増えても、筋肉内に一時的に溜まった水分が理由と安心していただけたでしょうか。
そもそも、体重で筋トレの結果を判断するのはやめてください。意外と多いのが、体重計に乗る時間を決めていません。
- 食前
- 食後
- 排便前
- 排便後
などの条件が違うだけでも体重計で計ると数キロの違いがあります。体重計に乗る時間を決めていないなら一喜一憂しないでくださいね。
それなら、体脂肪率が良いかというと、測定器によります。家庭で使う体脂肪計だと、そこまで正確に測れないものが多いです。また、体重計と同じで測定する時間帯によっても変わります。
体重よりも見た目重視
筋トレでダイエットしたい目的って、要は見た目ですよね?
筋トレや運動の習慣がない人は体重と見た目が一致することが多いです。ところが、筋トレや運動でボディメイキングしている人は、見た目と体重が一致しません。多くの場合、「えっ、そんなにあるんですか」とビックリするほどの体重です。
簡単に言うと、脂肪と筋肉を比べると筋肉の方が重いので、見た目以上に体重があります。ただし、見た目がカッコイイ人に「体重は何キロありますか?」なんて、聞きませんよね。つまり、見た目がよくなれば、体重って、それほど重視しなくなります。
体重計より効果的な2つの測り方
だから、私のおすすめは体重計ではなくメジャーで計ることです。あなたが気になる部分をメジャーで計りましょう。だけど、毎日、計ってはダメですよ。筋トレしたからといって速攻で変化はしませんから。
「サイズが変わったなぁ」と感じる目安は3ヶ月くらいかかるものです。ですから、月に一度くらい気になる部分をメジャーで計ってメモしておいてください。毎月、その変化を楽しみましょう。
もうひとつのおすすめは鏡で自分の姿をチェックすることです。お風呂上りに自分の姿を鏡で見ることで筋トレをするモチベーションが上がります。このとき、人は忘れてしまいがちなので、できればスマホなどで自撮りしておいてください。
実際、私も胸の筋肉がついてきたおかげで、バストラインが上がってきました。同じように、あなたの気になるバストラインやウエスト、ヒップラインなどの変化を鏡を見て楽しみましょう。体重計で何キロ減ったとかよりも実感できるし、ワクワクしますよ。
まとめ
筋トレをすると通常よりも体内の水分量が増えるから体重も増加するんです。筋肉が損傷が原因なので、回復すれば適切な水分量になって、体重も元に戻りますから安心して、筋トレをおこなってください。
また、筋トレでダイエットやボディメイキングをしたい方は、体重計よりもメジャーで気になる部分を測定したり、鏡で自分の姿を見るほうが効果的です。体重よりも見た目を気にしましょう。
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