小アジや豆アジといえば、南蛮漬けにカラッと唐揚げにしても美味しいですよね。
ただ、それなりに下処理をしておかないと、エラや胸びれなど、硬い部分が食感を悪くしてしまいます。
そこで、今回は小アジの下処理の仕方をご紹介します。下処理といっても、慣れれば簡単に出来るやり方ですから安心してください。
小アジの捌き方に困っているかたの、お役に立てればうれしいです。
★他にも使える便利な情報があります。★
料理に役立つ豆知識や裏ワザ!思わず教えたくなるコツばかり♪
小アジの下処理を簡単にする方法
「魚の下処理なんてやったことない!」なんて方も結構、多いんじゃないでしょうか。
実は私も、大きな魚は触るのも苦手です(^_^;)
でも、小アジの下処理は、包丁を使わなくても出来ちゃうんですよ。
なので、準備するものもこれといってありません。流水でヌメリ等を落とした小アジを、よく水気を拭き取っておくことくらいでしょうか。
今回は作業工程が見えやすいように、12~3センチ位の、ちょっと大きめの小アジを使って処理していきます。
小アジの下処理の手順
キッチンペーパーなどで、しっかり水気を拭き取った小アジを準備します。
1.まず始めに、親指と人差し指を小アジのエラぶたに突っ込んで、エラの根元部分をしっかりつまみます。
2.そして、エラをつまんだまま、ぐっと引き揚げるようにワタを外します。
その際のコツは、エラを右手でつまんだまま、左手で小アジの頭を外側にクイッと倒すと外れやすいですよ。
3.エラをつまんだまま、尾っぽの方に引っ張ってワタを引き離します。
こんな感じでワタが綺麗に取れました。
4.つづいて、お腹側にある、とがった硬い尻びれの骨を抜き取りましょう。
下側から指で、とがったひれをつまんで持ち上げるように引きます。
この部分は、とがっているので刺さると痛いです。ですから、刺さって怪我しないように気をつけてくださいね。
5.次に、背びれにある硬い骨を取り除きましょう。
尾っぽの方から指でひれを起こし、頭側の方向へ引っ張ります。
ひれの部分をむしり取るイメージですね(^^;)
こちらも怪我しないように、気を付けながら作業してください。
ここまですれば、小アジの簡単な下処理は完了です。
お腹の中や血合いを綺麗に洗い流してください。
洗ったあとは、また水気を拭き取っておいてくださいね。
もう少し丁寧に、口当たり良くするなら、ゼイゴと呼ばれる固いトゲ状の鱗(写真の人差し指で示している部分)まで取ることをオススメします。
その場合は包丁を使います。
尾びれの方から腹側に向かって、 包丁を上下に動かしながら削ぎ取るイメージです。
こんな感じで、固いトゲ状のうろこ(ゼイゴ)を取りましょう。
豆アジくらいの大きさなら気にならないかもしれませんが、今日のような大きめの小アジのときは、ゼイゴまで取ってあげた方が食べやすいと思いますよ(o^_^o)
小アジの捌き方のポイント
小アジの捌き方は、工程を説明していくと、難しいように感じるかもしれませんが、腹ワタを取るコツさえ掴めば、あっという間に下処理が完成しちゃいます。
ワタの部分を引っ張っるとき、思わず引きちぎってしまったり、頭が取れてしまっても、慌てることはありません。
小さいサイズの魚なので、取り損ねたワタなんかは、指を突っ込んで取り出してしまえばいいのです。細かいことは気にしないことがポイントになります。
数を重ねていくと、パパッと出来るようになりますから安心してチャレンジしてください。
★あわせてよみたい★
大きめのアジについては、こちらにまとめました。
アジの捌き方の簡単なやり方!新鮮な魚を美味しく食べよう♪
まとめ
今回は、簡単に小アジの下処理をする方法をご紹介しました。
下処理が面倒で、つい敬遠しがちですが、小さな小アジだったら作業しやすいですよね。
今日、使った小アジのように、ちょっと大きめのものは、頭も切り落とした方が、お子さんは食べやすいです。
口触りの悪いものは取り除き、低温でじっくり揚げて、最後に高温でカラッと仕上げると、 骨までサクサク食べられますよ(^□^)♪
ぜひ、試してみて、小アジを美味しく食べちゃってください。
コメント