誤って洗濯機でお金を洗ってしまうことはよくあることです。
ですが、洗濯後のお札が縮むことに気づいてますか?
今回は、洗濯してしまったお札の伸ばし方と、縮んだお札が使用可能か、元のサイズに戻せるか、また交換方法について詳しく説明します。
濡れたり、しわしわになったお札を見ると、後悔の気持ちが湧いてくるでしょう。お札を不注意で縮ませた場合、その価値が損なわれるのではないかと心配になることもあります。
しかし、対処法や銀行での交換条件を知っていれば、安心できるでしょう。ぜひ、参考にして、もし洗濯してしまったお札に関する不安をスッキリさせてくださいね。
お札を洗濯してしまった時の伸ばし方!
洗濯してしまったお札の伸ばし方を2つ紹介します。
アイロンを使用しない方法
【必要なアイテム】
キッチンペーパー
重い本や何かで押し重ねるもの(辞書など)
【手順】
キッチンペーパーでお札を挟み、重い本で押し重ねて一晩置くと、シワが目立たなくなります。
または、クリアファイルや手帳を使用して、本棚で挟む方法も効果的です。
アイロンを使用する方法
【必要なアイテム】
アイロン(100℃に設定)
大根の絞り汁または水(お札に塗布用)
【手順】
お札に大根の絞り汁を軽く塗り、低温でアイロンをかけることでシワが伸ばせます。ヘアアイロンも同様に使用可能です。
お札に短時間(数秒)アイロンをかけるだけで十分ですが、熱を加えすぎると焦げるリスクがあるので注意が必要になります。
特に五千円札や一万円札の場合、ホログラムがある部分は避けてアイロンをかけてください。
これらの方法でお札のシワを効果的に取り除くことができます。
ただし、見た目にもわかるほど縮んだお札は元に戻すことは難しいです。
その場合は、銀行で交換することをオススメします。
洗濯で縮んだお札は使えるのか?
少しだけ縮んだお札なら使用は可能ですが、くしゃくしゃになってしまったものは自動支払い機やATMで使用する際に故障の原因となることがあるため避けるべきです。
また、たとえ状態が良くても縮小していると機械による認識が難しくなることがあります。無理に機械に通すのではなく、他人に迷惑がかかる可能性を考慮して行動しましょう。
縮んだお札の交換方法
縮んだり破れたりしたお札の交換についてですが、銀行や信用金庫で交換可能です。
ただし、全ての金融機関が対応しているわけではないので、銀行訪問前には電話での確認が推奨されます。
そして、お札の状態によっては、一定の面積が残っていれば全額または半額での交換が認められますが、それ以下では交換不可能です。
具体的には、お札の残り面積が3分の2以上であれば全額、5分の2以上で半額が交換基準です。これより少ない場合は、紙幣としての価値を認められません。
交換を申し込む際は、預金口座がある金融機関でなければ交換が難しいこともありますので、事前の確認が重要です。
また、交換時には運転免許証など身分証明書の持参が必要です。大量にお札を交換するときは手数料が発生することがあるため、事前連絡することをオススメします。
まとめ
洗濯によって縮んでしまったお札の伸ばし方と、縮んだお札が使えるのか、使えない時に銀行での交換方法について解説しました。
わずかに縮んだお札は、見た目があまり変わらなければ店舗での直接支払いに使用できることがあります。しかし、大幅にサイズが小さくなったり、形が変わってしまったお札は、ATMや自動処理機での使用は控えるようにしてください。
お札のサイズが小さくなって使用することに抵抗がある場合や、損傷がひどい場合は、銀行での交換が推奨されます。事故によるものでも、お札が認識できる状態であれば、通常通り交換を受け付けてもらえます。
不意にお札を洗濯してしまった場合も、適切に対処することで問題を解決することができます。大切なのは、縮んだお札をそのまま使わず、適切な方法で対応することです。
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