ラクトアイスが体に悪いのはなぜ？アイスクリームとの違い！

生活

2024.06.12

アイスクリームは暑い夏だけでなく、いつでも楽しむことができる心地よいおやつです。それにもかかわらず、「ラクトアイスは健康に良くない」という話を耳にすることもありますね。

実のところ、ラクトアイスと通常のアイスクリームは似て非なるもので、ラクトアイスにはアイスクリームには含まれない、あまり望ましくない成分や添加物が含まれているのです。

今回は、ラクトアイスに含まれる添加物の潜在的なリスクとラクトアイスとアイスクリームの主な違いに焦点を当てて説明します。

なぜラクトアイスが健康に悪いのか？

ラクトアイスはアイスクリームよりも乳成分が少なく、軽い味わいが特徴ですが、その選択には注意が必要です。

そのため、栄養価が低く満腹感も得にくいです。また、ラクトアイスには、アイスクリームに比べて牛乳がほとんど含まれていません。

ラクトアイスは、トランス脂肪酸を含む可能性があります。

牛乳の代わりに植物油脂が使われることが多いです。これにより、牛乳の代わりに別の脂肪源が加えられることになります。

コストを抑えるためにパーム油が使われます。日本では多くの加工食品に使用されています。

パーム油の輸入時には、BHAという防腐剤が使用されることもあり、この成分は動物実験で発がん性が指摘されています。

肥満や糖尿病のリスクを高める可能性があります。ラクトアイスには多量の糖が含まれており、100gあたり20～30gの糖質が含まれています。

添加物は体への悪い影響が心配されています。ラクトアイスには植物油脂をはじめ、乳化剤、香料、人工甘味料、着色料などの添加物が豊富に使用されています。

ラクトアイスは他のアイスクリーム類に比べてカロリーが高めです。

これは乳脂肪分が少なく、その代わりに植物油脂などを加えて風味を増しているためです。このため、ダイエットをしている人や糖質を制限している人は、ラクトアイスを避けて他の種類のアイスクリームを選ぶことが望ましいでしょう。

アイスクリームとラクトアイスの2つは、どちらも人気のある冷菓ですが、それぞれ特徴が異なります。

乳固形分が最低3.0%以上
乳脂肪の含有率に制限なし
お手頃な価格で提供されることが多い
軽やかでさっぱりとした味わい

乳固形分が15.0%以上、乳脂肪が8.0%以上含まれている
やや高価な価格設定
濃厚でクリーミーな風味

好みの味やテクスチャーに応じて、ラクトアイスかアイスクリームを選ぶのが良いでしょう。フレッシュな口当たりを好む方にはラクトアイス、濃密な味を楽しみたい方にはアイスクリームがおすすめです。

他にも以下のようなアイスの種類があります。

乳固形分が最低10.0%、乳脂肪が3.0%以上を含む
牛乳と同様の乳成分を持ち、ラクトアイスよりもミルク感が強い
アイスクリームに比べて軽やかな口当たり

植物性油脂を加えることが許されており、使用される場合もあるが、ラクトアイスに比べるとその割合は少なめ

乳固形分が3.0%未満で、ほぼミルク成分を含まない
そのため、味わいは氷に近く、ミルクの風味はほとんど感じられない
このカテゴリーにはかき氷や果汁を凍らせたアイスキャンディーなどが含まれる

これらの情報をもとに、お好みや用途に応じてアイスミルクや氷菓を選ぶと良いでしょう。アイスミルクはミルク感を楽しみつつもさっぱりとした味わいが魅力的で、氷菓は爽やかで軽い食感が特徴です。

ラクトアイスは比較的安く提供されており、さまざまなフレーバーが存在します。しかし、ラクトアイスには植物性油脂や乳化剤、安定剤が含まれているため、過剰に摂取すると健康に悪影響を与える可能性があります。また、ラクトアイスは他のアイス類に比べてカロリーが高く、体重増加のリスクが高いです。

アイスの種類は、主にアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、そして氷菓に区分されます。これらの分類は、含まれる乳固形分や乳脂肪分の比率に基づいて行われています。

健康に配慮してアイスを選ぶ場合は、アイスクリームや氷菓の方がより安全な選択肢と言えるでしょう。これらは比較的自然な成分で作られており、健康に与える影響も少ないです。