自宅でのDIY活動や、お子さんの玩具の電池を交換する際に、左右どちらにネジを回せばよいか迷うことや、固いネジが緩まない状況はよくあることです。
この記事では、ネジを緩める正しい方向と、ネジ山を損傷せずに固いネジを緩める技についての解決策をまとめました。
ネジを緩めるとき回す方向は左右どちら？
ネジを緩める向き
現在、ネジには「右ネジ」と「左ネジ」の二種類が存在しますが、家庭で一般的に使用されるのは主に右ネジです。
右ネジを緩めるには、左方向に回すことを覚えておけば間違いありません。これを「の」の字の逆方向と記憶しておくと便利です。
さらに、普段使うペットボトルや瓶の蓋、水筒や水道の蛇口なども全て左回しで開けることができます。
左ネジは？
左ネジ、または逆ネジは、間違った接続を防ぐため特定の状況で使用されます。これには以下のような例があります。
水素ボンベの接続部
ガスバーナーの供給バルブ
芝刈り機
自動車の部品
右ネジと左ネジを見分けるコツとして、ネジを縦に持った時に巻き方向が右肩上がりなら右ネジ、左肩上がりなら左ネジと認識することができます。
固くて回らないネジを緩める秘訣！
以下に固いネジを効果的に緩めるテクニックと方法を紹介します。
潤滑剤やオイルを塗布する。
電動ドライバー・インパクトドライバーを使用する。
アイロンでネジを30秒間温めた後、冷却して隙間を作る。
貫通ドライバーでネジを叩いて衝撃を与える。
ホームセンターやドラッグストアで入手しやすい潤滑剤「CRC5-56」は広く利用されていますが、プラスチックやゴム素材には適さない可能性があります。そのため、シリコン系オイルや「CRC6-66」を推奨します。これらは錆防止や湿気対策にも優れています。
貫通ドライバーは、グリップの端まで軸が通っていて、ネジに強い衝撃を与えるためにハンマーで叩いて使用します。これは特に固く錆びついたネジを緩めるのに役立ちます。
まとめ
今回は、ネジを緩めるとき回す方向と固くて回らないネジを緩めるコツを紹介しました。
ネジを緩める基本的な方向は左回りです。これを「の」の字の逆方向と覚えておくと良いでしょう。
間違った方向にネジを回してしまい、さらに固くしてしまった経験は誰にでもあるかもしれません。これらのコツを覚えて、日常生活での作業に役立ててください。
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