台風19号が関東地方を襲撃して、荒川や多摩川が氾濫し被害が拡大しています。そんな中、利根川は話題になりませんでした。その理由のひとつが八ッ場ダム(やんばダム)の存在です。
八ッ場ダムの現状とともに感謝の声をまとめてみました。
八ッ場ダムが台風19号から利根川を守って絶賛の嵐!
八ッ場ダムの建設事業を中止するという話もありましたが、2011年12月に建設再開になりました。その後、ダム建設が終わり、2019年10月1日から試験湛水が始まっています。
そして、今回の台風19号が10月12日に関東地方を襲いました。その結果、八ッ場ダムは、まさに体を張って下流の人たちを守ってくれたのです。
左と右の画像を見比べると、一目瞭然。通常の試験だと、3~4ヶ月かけて満水状態にするんだそうです。それが、台風19号による豪雨で、この状態。もし、八ッ場ダムがなかったらと思うと、ゾッとしますね。
地元の方が言うと、しみじみと実感がこみ上げてきます。
こちらを見ると、どれだけの水量が八ッ場ダムによって貯められているのかわかりやすいです。ちなみに、有効貯水容量は、90,000,000立方メートルあります。台風による雨の量って、凄まじすぎるわ。
こちらは、利根川の様子ですが、もう、ホントにギリギリです。この動画を見てしまうと、さらに八ッ場ダムの効果がよくわかります。ここが決壊していたら、どうなっていたんでしょうね。
今回の台風19号で注目されたのは、八ッ場ダムだけでなく、首都圏外郭放水路があります。こちらは、映画やドラマのロケ地としても有名ですね。
⇒ 首都圏外郭放水路をロケ地にしたPVや映画・ドラマ!動画あり
八ッ場ダムのライブカメラ
こちらから静止画ですが八ッ場ダムのライブカメラが見られます。
⇒ 左岸(展望台)カメラ
現在の八ッ場ダムに興味があるなら見学してみてはいかがでしょうか。こちらに見学に関して、まとめました。
⇒ 八ッ場ダムの見学は個人でもできるの?駐車場や混雑状況も!
八ッ場ダムに隠された光と影
もちろん、物事には光だけでなく影もあります。
ここに住んでいた人たちがいたことを忘れてはいけません。
こういう問題は、立場によって考え方が変わります。私も住んでいたら、反対したくなると思います。住み慣れた土地を明け渡さないといけないわけですから。
だからこそ、八ッ場ダムとともに、こちらに住んでいた方がにも感謝しています。本当にありがとうございます。
利根川から逃げるイノシシの群れ
もしかしたら、この子たちも上流の開発による被害者かも?
社会の発達と自然が共存するのは、なかなか難しいですね。
まとめ
作る、作らないで話題になった八ッ場ダムが、今回の台風19号で真価が発揮されました。利根川の氾濫を防いだことで、絶賛の声があったので、まとめてご紹介しました。
画像や動画を見ると、八ッ場ダムの存在が光りますね。
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